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*以前使っていたHPの『wakwak』解約に伴い
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++思い出のキャッチ&リリースNO.4++

                                    H.Saito

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      念願のメートルオーバー
1998年11月に入り大会も大詰め、イレブンダービーで終わりだ。
逆転優勝には、   イトウ   をあげるしかない。
(11月8日)
十勝川へ状態を見に行くが、台風の影響でかなりポイントが変わってるため、上流から下流まで捜しまわり一日が終わる。
(11月15日)
再び十勝川へ向かうが、なかなかいいポイントがない。夕方にやっと見つけた。来週ここに釣りに来よう。
(11月22日)
先週見つけたポイントへ行くが、水量が多くて行けない。あきらめる!
(11月29日)
再び同じポイントへ行くが、状態変わらず。春になるまでダメかな?と思い、川を去る。

12月に入り寒い日ばかりが続き、半ば諦めていた。

(12月13日)
朝起きると暖かく、日中はプラスの気温になりそうだった。
しかし、午前中に用事があるためすぐには行けず、12時頃に済ませたが、どうしてもあのポイントが気になる。
急いで家に帰り、釣り道具を積み・・・向かう。
先客がいて下流でロッドを振っている。僕は上流で釣りを始めた。
いつものロッド10f.8#.ラインST10#タイプⅣ。
愛用のストリーマーを結ぶ。上流へキャストするが・・・当たりなし。
同じ所へもう一度キャスト。ストリーマーを川底へ沈ませながら、ゆっくりとリトリーブするが根がかり・・・切れてしまった。 今度はリーダーを50cmカット、ストリーマーを結ぶ。3m先へキャスト。当たりなし。更に3m先へキャスト。
ゆっくりとリトリーブした時2回当たり。「魚がきてる。きてる。早く、くわえろ。」と思ったその時ラインが止まった。
ラインが上流に動きだした。「ヒット!!」合わせる。ロッドはUの字「でかい!!」魚は上流へ行こうとする。押さえつける。魚は水面に上がってきた。
「イトウだ!!」
上流、下流にはもさがいっぱいある為、走らせては勝ち目がない。近くでやりとりをする。
15分位たったかな?奴は弱ってきた。あげる場所を捜し、一気にランディングに成功。
「やったー!!!」
メートルオーバー  (僕のレコード記録を上回る)
写真を撮り、リリース。
ゆっくりと消えていく・・・・・母なる川、十勝川へ。

                       どろっぺん 26号 より
                           発行日 1999年2月



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++18# 7X++

                                    H.Saito

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昨年の初夏の事である。
いつもの釣りの帰り道、幼い頃釣りをしたヌップク川に、ふと寄って見ると川の淵は広葉樹が立ち並び、川の中には水草が茂っていた。自然が昔のままである。
しかし、その横には家が建ちパークゴルフ場も出来ていた。車を止め、しばらく水面を見ていると、ユスリカ、カゲロウ、カワゲラなど小さな虫がハッチしている様子が見えてきた。     「ライズだ!」
ライズにも幾つかのパターンがある。バシャッというような水しぶきを上げるもの。一回限りで後が続かないもの。数分たっても二回目のライズが起こらない場合、又、二度目までのライズの時間がかなり長い場合は、時々しか流れないメインフライか、何か、昆虫に対している時である。
ここでは、定期的ではないにしろ、ポクンという小さな波紋が広がるだけのティンプルライズが10秒毎に頻繁に起こっている。しかも、そのライズリングはあっちこっちに移動せず、一点に集中し、さらに背びれや尾びれが常に見えたりする。
水面上の物を捕らえてる様子だ。私は、ドライフライで充分、勝利を収める事が出来ると思い、18#、モスキート、ラストホープ、イエローサリーなどをキャストする。・・・反応を示すがやめてしまう。
今度は、18#アダムスをドラッグフリーで、フィーディングレーンへ乗せ、フライからさきに送り込んだとき、小さな波紋は広がった。
ロッドをゆっくり持ち上げ、ラインを軽く張る。魚は、左右に頭を振ってから走り出しテールウォークを見せてくれた。真っ赤なレインボートラウトが目に飛び込んできた。
勢いよくラインが引き出され、リールが鳴く。
ティペットは7X。慎重にやり取りし、ようやくランディング。
ネイティブな50cmオーバーのレインボートラウト。
18#で釣るのは、テクニックが問われる場面だ。
ライズの状況判断、ミッチの選択、ポジショニングの設定、キャスティング、ドラッグフリー、そしてフッキング。
全てにシビアなテクニックが要求される。
それだけに、心に残る一匹だった。

                       どろっぺん 24号 より
                           発行日 1997年2月


写真は・・なし

フライ: アダムス
フック: 18# MST 94842
テール: グリズリ・ブラウンコックハックルのミックス
ボディ: マスクラット ファー
ウィング: グリズリコックハックル
ハックル: グリズリ・ブラウンハックルのミックス



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++思い出のキャッチ&リリースNO.3++

                                    H.Saito

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私が一番好きな川は、札内川である。
その川は、十勝一自慢のできる清流である。
幼少の頃からの思い出が、いっぱいつまっている川である。
あれから30年が経ち、川はただ水害を防ぐためにコンクリートブロックで固められ水路化されてしまった!
あげくのはてに、上流には、札内ダムの建設。
全ての生態系が崩れてしまうのではないだろうか・・・。
そんな懸念もあるが、まだまだ自然が残っている。
昨年の思い出は、上流で釣ったレインボートラウトである。
7月のある晴れた日、車を走らせHポイントから攻める。レインボーが私のフライに飛び付いてくる。何匹かリリースしたのち、時はすでに午後2時を過ぎていた。
大物が潜むLポイントへ向かい、大岩の上でじっと見ていると、真っ赤なレインボーが流れてくるニンフを食べている様子。20分が経過した。
奴が水面から顔を出しライズした。この瞬間を待っていた。
3X 12ft ティペット4X ブラウンセッジ#12を奴の3m前方へキャスト。
ライズポイントを過ぎ、2m位流れた時、吸い込まれるようにフライは奴の口の中へと消えた。手応え充分。川の中でもがいている様子が、ロッドを通して手に伝わってくる。
一気に上流へ走り出した。リールを押さえながら、必死に抵抗する。
 ・・・・・。ラインが、軽くなった。バレたのである。

8月の大会の事である。夏の暑さも一段落した頃、奴に会いに出かけた。
岩の上から川の中を見ても気配がない。やられた!!
あきらめきれないまま、Mポイントへ向かう。ここで、過去に50cmオーバーのレインボーが1m位ジャンプしていたのを見た事がある。
ホッパー#10をプレゼンテーション。「バシャ。」出た!!36cmリリース。
更に上流へ移動。今度は、セッジ#10キャスト。すぐに沈んでしまうので、セッジ#8をパラシュートキャストでプレゼンテーションすると岩陰からレインボーがゆっくりと飲み込んだ。あわせが早すぎ、失敗に終わった。家に帰る。
明日も仕事は休みだ。夕食後、ビール片手に色々考えた。
#10.#8、のホッパーとセッジをタイニング・・・・・。
 ・・・気が付くと私は、昨日の場所にロッドを持って立っていた。
セッジ#8をキャストした。出てこない?
1時間位下流に移動して、この場所へ戻り、ホッパーをプレゼンテーションすると岩陰から奴が出てきた。私のホッパーを見事にくわえ、一気に下流へ走る。リールからラインが思い切りよく出ていく。27,3ヤードのラインが流れ、大岩の間を抜けプールへと向かう。「やばい!!」絡まってしまった。「もう、ダメだ。」
ベストを脱ぎ川の中へ入るが、深くて無理だ。
ラインの先端を見ると大きなレインボーは、まだ、くらいついている。
今度は、上流へ移動しロッドを立てあおるとラインは岩から外れた。
ラインを巻き取り、再び戦いが始まった。しかし、すでに奴は力尽きていた。
ゆっくりと寄せ、ランディングした。ネイティブなレインボートラウトだった。
写真を撮り、リリース。

 これで、95年の夏が終わった。



どろっぺん 23号 より
発行日 1996年2月



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H7・8・15 レインボートラウト 61cm



ロッド: トーマス&トーマス 9ft #4
リーダー: 12ft 3X ティペット 1.2号
フライ: ホッパー
フック: パートリッチ D4A #10
テール: スカーレットバックテール
ボディ: イエロ-フロス
リブ: レッドハックル
ウィング: カーフテール
     ゴールデンフェザントテール
ヘッド: ナチュラルディアヘアー



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++思い出のキャッチ&リリースNO.2++

                                    H.Saito

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1994年 昨年の目標は、2000点であった。
しかし、それには大きな壁が、私の前に立ち憚る。
1991年頃から、本格的にキャッチ&リリースを心がけてきた。
魚の量に反し、釣り人口は年々急増し、大物を釣り上げることは・・・夢に近い。
リリースする度、一回り大きくなって再び私達を楽しませてほしいと願わずにいられない。
昨年の総会にて、キャッチ&リリースでの登録が出来るかどうか、提案した。
大多数の方々の賛同を得て、とりあえず一年間、私の念願通りキャッチ&リリースでの登録は可能となった。
登録方法については、写真登録及び口頭登録(現認者)である。
計算式は、アウトドアプラザタケダの山本氏が調べてくださった式に基づき算出している。

昨年を振り返ってみると、やはり、十勝川を思い出さずにはいられない。
6月の大会である。
その日は、前日に会社での歓迎会があり、いつもより飲みすぎていた。
帰宅は午前1時。時計を午前6時に合わせ、布団にはいる。
時計のベルで目覚めたものの、体はふらふらで、又、布団へもぐりこんでしまった。
今日はもうダメだと眠ったものの8時に起床。
いつものポイントへ向かうが、先客がいた様子だ。
愛用のロッド、10フィート#8、0xリーダー、ティペット2、5号に私の好きなストリーマーを結ぶ。
下流に行くにしたがって深くなっていく。鼓動が高まり、キャスティングに力が入る。
ダウンアクロスで攻めていきラインを送り込む。
ロッドを立て、ストリーマーをナチュラルドリフトで流した瞬間、水面が炸裂。
「きた!イトウだ!!」「でかい!!」
もはや心臓の高鳴りを抑える事はできない。奴は水中に消えた。
川底で動かなくなってしまった。時間だけが過ぎていく。
リールをゆっくり巻き上げる。5メートル位近づいてきたその時、全身が藤色をした魚体が顕になった。
「こいつは、すくなくとも1メートル前後のイトウに違いない!!」
もう一人の自分が、話しかける。
「頑張れ!頑張れ!大きいぞ!!大丈夫だ!バレるな!巻け!巻け!いや、ラインを伸ばせ・・・。」
一気に引き上げようとした途端、奴は反転し、再び猛然と全身を振り絞って、30メートル下流へ走る。
その後、幾度かのやりとりを経て約30分にわたるファイトに終止符が打たれた。
私のレコードを9センチオーバーの体長94cm、胴囲46cm。
写真を撮りリリース。
イトウはゆっくりと消えていく。母なる川、十勝川へ・・・。
今度出会うときは、メーター級を願いながら、川を後にした。

                          どろっぺん 22号 より
                           発行日 1995年2月


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イトウ 94cm 十勝川


フライ
フック F16 #4 (ストレートアイ)
ボディー ゴールドブレストティンセル
ウィング GOLD RAINBOW THREAD
スクイレルテール(ナチュラル)
ブラックベアー
ピーコックハール
サイド クリーハックル
ヘッド ブラックディアヘアー


どろっぺん No.20


++思い出のキャッチ&リリース++

                                    H.Saito

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私にとって、最も身近な川は、やはり十勝川。
その川は、大雨が降るごとに川の形を変えていく。私は、大ポイントを探しに足をのばした。
昭和62年11月14日。
士幌鉄橋上流でイトウをヒットさせることが出来たが、5秒間の勝負でその日は私の負けだった。
忘れもしない平成3年3月3日朝。晴れ。7時の気温は氷点下7度。昼頃には気温もあがりそうな
日だった。十勝川についたのは正午位。
積雪は60センチの深さで、足跡もなく河岸までやっとの思いでたどりつき水温を計ってみると3度。
まずまずの暖かさである。目指すポイントに着いた。
ストリーマーを上流でキャストし、ダウンアンドアクロスで攻めるがアタリはなし。
このポイントを諦め夏場ニジマスがヒットした下流へ移動した。
4年前、イトウをバラした同じストリーマーで上流へキャストし、下流へラインを沈ませながらナチュラルド
リフトで流していた時・・・ラインが止まった。
  ・・・・・その瞬間、私は思い切って合わせた!確かな手応え!!ヒット!!!
やつはストリーマーを外そうともがき、その様子がロットを通して伝わってくる。下流へと移動を始めた。
まだ大きさは分からないが10フィート8番ロットがバットの部分から弓なりになり、大物に・・間違いない。
ラインは出て行く。下流に行かれては勝ち目がない。必死で押さえた。川底で動きが止まった。
ロットであおるが反応はない。長期戦を覚悟した。バットの部分を持って上流へ引っ張ってみると少しず
つ動きはじめた。プールで何度もフックをはずそうとエラあらいをやられ心臓が止まりそうになった。
私の方へ寄って来た。今がチャンスだ!ロットを横にしてランディングに成功した。
念願のイトウを釣り上げたのだ!
スケールで計ってみると85cm。写真を撮り・・・リリース。
イトウはゆっくり消えていく。母なる川。十勝川。
今度会う時はメーター級を願いながら川をあとにした。


OLA結成20周年記念誌 20号 より
発行日 1993年3月


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