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*以前使っていたHPの『wakwak』解約に伴い
記事をこちらのブログに残していきたい思います




++思い出のキャッチ&リリースNO.3++

                                    H.Saito

611c.jpg


私が一番好きな川は、札内川である。
その川は、十勝一自慢のできる清流である。
幼少の頃からの思い出が、いっぱいつまっている川である。
あれから30年が経ち、川はただ水害を防ぐためにコンクリートブロックで固められ水路化されてしまった!
あげくのはてに、上流には、札内ダムの建設。
全ての生態系が崩れてしまうのではないだろうか・・・。
そんな懸念もあるが、まだまだ自然が残っている。
昨年の思い出は、上流で釣ったレインボートラウトである。
7月のある晴れた日、車を走らせHポイントから攻める。レインボーが私のフライに飛び付いてくる。何匹かリリースしたのち、時はすでに午後2時を過ぎていた。
大物が潜むLポイントへ向かい、大岩の上でじっと見ていると、真っ赤なレインボーが流れてくるニンフを食べている様子。20分が経過した。
奴が水面から顔を出しライズした。この瞬間を待っていた。
3X 12ft ティペット4X ブラウンセッジ#12を奴の3m前方へキャスト。
ライズポイントを過ぎ、2m位流れた時、吸い込まれるようにフライは奴の口の中へと消えた。手応え充分。川の中でもがいている様子が、ロッドを通して手に伝わってくる。
一気に上流へ走り出した。リールを押さえながら、必死に抵抗する。
 ・・・・・。ラインが、軽くなった。バレたのである。

8月の大会の事である。夏の暑さも一段落した頃、奴に会いに出かけた。
岩の上から川の中を見ても気配がない。やられた!!
あきらめきれないまま、Mポイントへ向かう。ここで、過去に50cmオーバーのレインボーが1m位ジャンプしていたのを見た事がある。
ホッパー#10をプレゼンテーション。「バシャ。」出た!!36cmリリース。
更に上流へ移動。今度は、セッジ#10キャスト。すぐに沈んでしまうので、セッジ#8をパラシュートキャストでプレゼンテーションすると岩陰からレインボーがゆっくりと飲み込んだ。あわせが早すぎ、失敗に終わった。家に帰る。
明日も仕事は休みだ。夕食後、ビール片手に色々考えた。
#10.#8、のホッパーとセッジをタイニング・・・・・。
 ・・・気が付くと私は、昨日の場所にロッドを持って立っていた。
セッジ#8をキャストした。出てこない?
1時間位下流に移動して、この場所へ戻り、ホッパーをプレゼンテーションすると岩陰から奴が出てきた。私のホッパーを見事にくわえ、一気に下流へ走る。リールからラインが思い切りよく出ていく。27,3ヤードのラインが流れ、大岩の間を抜けプールへと向かう。「やばい!!」絡まってしまった。「もう、ダメだ。」
ベストを脱ぎ川の中へ入るが、深くて無理だ。
ラインの先端を見ると大きなレインボーは、まだ、くらいついている。
今度は、上流へ移動しロッドを立てあおるとラインは岩から外れた。
ラインを巻き取り、再び戦いが始まった。しかし、すでに奴は力尽きていた。
ゆっくりと寄せ、ランディングした。ネイティブなレインボートラウトだった。
写真を撮り、リリース。

 これで、95年の夏が終わった。



どろっぺん 23号 より
発行日 1996年2月



hideo11c.jpg

H7・8・15 レインボートラウト 61cm



ロッド: トーマス&トーマス 9ft #4
リーダー: 12ft 3X ティペット 1.2号
フライ: ホッパー
フック: パートリッチ D4A #10
テール: スカーレットバックテール
ボディ: イエロ-フロス
リブ: レッドハックル
ウィング: カーフテール
     ゴールデンフェザントテール
ヘッド: ナチュラルディアヘアー



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