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*以前使っていたHPの『wakwak』解約に伴い
記事をこちらのブログに残していきたい思います




++18# 7X++

                                    H.Saito

211d.jpg


昨年の初夏の事である。
いつもの釣りの帰り道、幼い頃釣りをしたヌップク川に、ふと寄って見ると川の淵は広葉樹が立ち並び、川の中には水草が茂っていた。自然が昔のままである。
しかし、その横には家が建ちパークゴルフ場も出来ていた。車を止め、しばらく水面を見ていると、ユスリカ、カゲロウ、カワゲラなど小さな虫がハッチしている様子が見えてきた。     「ライズだ!」
ライズにも幾つかのパターンがある。バシャッというような水しぶきを上げるもの。一回限りで後が続かないもの。数分たっても二回目のライズが起こらない場合、又、二度目までのライズの時間がかなり長い場合は、時々しか流れないメインフライか、何か、昆虫に対している時である。
ここでは、定期的ではないにしろ、ポクンという小さな波紋が広がるだけのティンプルライズが10秒毎に頻繁に起こっている。しかも、そのライズリングはあっちこっちに移動せず、一点に集中し、さらに背びれや尾びれが常に見えたりする。
水面上の物を捕らえてる様子だ。私は、ドライフライで充分、勝利を収める事が出来ると思い、18#、モスキート、ラストホープ、イエローサリーなどをキャストする。・・・反応を示すがやめてしまう。
今度は、18#アダムスをドラッグフリーで、フィーディングレーンへ乗せ、フライからさきに送り込んだとき、小さな波紋は広がった。
ロッドをゆっくり持ち上げ、ラインを軽く張る。魚は、左右に頭を振ってから走り出しテールウォークを見せてくれた。真っ赤なレインボートラウトが目に飛び込んできた。
勢いよくラインが引き出され、リールが鳴く。
ティペットは7X。慎重にやり取りし、ようやくランディング。
ネイティブな50cmオーバーのレインボートラウト。
18#で釣るのは、テクニックが問われる場面だ。
ライズの状況判断、ミッチの選択、ポジショニングの設定、キャスティング、ドラッグフリー、そしてフッキング。
全てにシビアなテクニックが要求される。
それだけに、心に残る一匹だった。

                       どろっぺん 24号 より
                           発行日 1997年2月


写真は・・なし

フライ: アダムス
フック: 18# MST 94842
テール: グリズリ・ブラウンコックハックルのミックス
ボディ: マスクラット ファー
ウィング: グリズリコックハックル
ハックル: グリズリ・ブラウンハックルのミックス



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